古代史を中心にした漂流記録&覚えておきたい記事、書籍、ニュースなどの備忘録として、あるいは自分の考えの足跡、生活の記録をしています。


by jumgon
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

小説 岩崎弥太郎

最近、テレビの大河ドラマの影響で 「岩崎弥太郎」ってどんな人?と思い図書館で2冊本を借りた。
1冊は 童門 冬二の「龍馬と弥太郎」、もう1冊は嶋岡 晨「小説岩崎弥太郎、三菱を創った男」である。
童門氏の本は 司馬遼太郎の「竜馬がゆく」ほど面白くもなく、色んな資料に書いてあることをざっと並べただけみたいで、いまいち。嶋岡氏の方は「岩崎弥太郎」を中心にかなり詳しい。

嶋岡氏は高知出身で郷土史に傾倒していた時期があったそうだ。岩崎弥太郎のたくましい青春的活力、商業的ロマンシチズムと共に軍と結託した資本家の冷酷なイメージも描き切っている。
これを読んで人間と言うものは、「置かれた環境、切り開いた自分の状況によって、かくも変われるものか、、、、」と思った。

富と権力は「麻薬」みたいなものだ。だが誰でも聖人君子ではナイ。今の政府の脱税や献金問題を批判騒ぎたてている人間だって、機会があればそれ以上の不正、悪事をする人がほとんどだと思う。

私も今よりほんのちょっぴりお金があった頃は、優越感や慢心があった。、客観的に見たらこれといったとりえのないその辺の平凡なオバチャンでも「自我、自尊心」はかなり強いのだ。知性や富、権力を持たない人間でさえそれ位だから財力、権力を握った人間が怪物と化すのは、自然の成り行きかもしれない、、、、、、。
[PR]
by jumgon | 2010-03-11 14:04 | ★読書・放送・講演会