古代史を中心にした漂流記録&覚えておきたい記事、書籍、ニュースなどの備忘録として、あるいは自分の考えの足跡、生活の記録をしています。


by jumgon
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椅子に座りベッドに横たわる文化と床に座り、床に布団を敷く文化

以前から考えていた事だが、日本人は床に座り、床に布団を敷き眠る。
布団は朝になると押し入れに入れる。
一方主に西洋では椅子、ベッドの生活形態である。


西洋式が優れているのは老人になり筋肉やが膝が弱ったりしたとき、あるいは介護状態になった時行動の補助になるという便利さである。
西洋文化は、人間が楽になるよう工夫された文化だと思う。

多分前者の方が、足腰の筋肉が鍛えられると思う。
布団の出し入れだって毎日なら大した運動でないみたいだけど、何十年続けていると腕の筋肉の発達の差はとても大きいと思う。
西洋式トイレより和式トイレの方が足腰の筋肉の発達を促すと思う。
自宅のトイレではウォッシュレットなどとても便利で良いと思うけれど、公衆トイレでだれが座ったか分からない便座におしりをおろすのは抵抗がある。

私がこのように思っていても、実際体力に差が出ているか私は証明することはできないけれど、専門家なら比較出来ると思う。こんなこともうとっくに研究されてるかも知れないけれど、もしだれかご存知の方いらっしゃいましたら、教えてください、お願いします!

さて具体的に比較するために、煩雑だが和式の座り方、立ち方をかいせつしよう。
http://hac.cside.com/manner/6shou/1setu.html

から、解説写真をお借りしました。

まず、日本独特の姿勢、の解説から

●跪座(きざ)1
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跪座の姿勢は、正座から、両足を爪立てた姿勢である。
跪座の姿勢において、上体は正座の姿勢よりごくわずかに前傾する。
頭は、顎が上がらないよう注意し、まっすぐに胴体に据える。
視線を置く位置は、正座と同じく、畳の縦の長さ2枚分(3m60cm)前方の床の上に置く。
手の位置は、正座と同じである。
両足の踵(かかと)の内側は、互いにつける。

●跪座(きざ)2
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足のくるぶしを中心として、爪立てた足の甲と、足のすねがつくる角は、その角を鋭角にする気持ちで曲げる。

●跪座(きざ)3
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尻は、両足の踵(かかと)の上にしっかりと載せ、上体の重みをかける。
●跪座(きざ)4
この跪座の姿勢は、低い位置で動作をするときに多く用いる。
また、正立から正座に移るとき、反対に、正座から正立に移るとき、必ず、この跪座の姿勢をとる。


◆正座から立ち上がる時

●正座から跪座へ1
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正座の姿勢から、まず、両脚のももに力を入れ尻を少し浮かせるようにする。
このとき、上体が前かがみとならないよう注意する。
●正座から跪座へ2
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左足から、静かに爪立ててゆく。
次に右足を爪立て跪座の姿勢となる。
●跪座から正立へ1
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跪座の姿勢から、右足を半足長(自分の足の長さの半分)前に出し、右脚全体を浮かせるようにする。
●跪座から正立へ2
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からだの重心は、両足の中間に置く。左脚の膝を床から離し、つづいてゆっくりと立ち上がってゆく。
このとき両脚の膝に力がかかる。上体が、揺れないようにする。
●跪座から正立へ3
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立ち上がったら、左足を半足長前に出して、右足とそろえる。正立の姿勢となる。


◎かなり専門的で繁雑のようだが、文で読むより実際にやってみたら、なるほど、椅子に坐ったり立ちあがるより、いろいろな筋肉を使っている事がわかると思う。

ついでに座布団の座りかたを解説する。

座布団や寝具に入る時、まず、その外側で正座になり、座布団(寝具)の少し奥に両手こぶしを入れる。両手に体重を乗せ、両足膝を座布団(寝具)の上ににじりいれる。
もう一度奥に両手こぶしを置き、膝を真ん中にすすめる。


●座布団の基礎知識
座ぶとんには、裏表がある。
「表」とは、中央のしめ糸のふさのついているほうである。
また、座ぶとんカバーが使用されている場合、座ぶとんを真上からみて、チャックについている縫い代がかぶさっているほうが、「表」である。

座ぶとんには、前後がある。
「前」とは、座ぶとんの4辺のうち、縫い合わせのないほうである。
袋仕立てのものは、袋の底のほうが、「前」である。
また、座ぶとんカバーが使用されている場合、チャックのついていないほうが、「前」である。

◎座布団(寝具)は足裏で汚さない様そういう行動パターンが出来ていた。上等のふかふか座布団は、カバーをつけないし、めったに洗わないから~。

そういうものを形式化、儀式化したしたのがいわゆる礼法である。

私は月1回二年間ほど礼法教室に通ったことがあるが、時代に合わない部分に反発する面もあったが
日本文化の所作の美しさと合理的な部分は伝えていきたいと思った。

次回は日本以外の床に座る文化を探してみることにする。
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by jumgon | 2011-03-02 15:29 | ★言語、歴史