古代史を中心にした漂流記録&覚えておきたい記事、書籍、ニュースなどの備忘録として、あるいは自分の考えの足跡、生活の記録をしています。


by jumgon
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

カテゴリ:★科学記事( 4 )

★科学記事⇒最近気になる科学記事
で一度触れたデニソワ人について新しい発表がありました。

デニソワ人、パプアニューギニア人の祖先と交雑 研究【12月24日 AFP】
3万~5万年前にアジアに住んでいた、ネアンデルタール人から枝分かれした別の人類が、パプアニューギニア人の祖先と交雑していたことが分かった。独マックス・プランク進化人類学研究所(Max-Planck Institute for Evolutionary Anthropology)の国際研究チームが23日の英科学誌ネイチャー(Nature)に発表した。

 研究チームは、2008年にロシア・シベリア(Siberia)地方のデニソワ洞穴(Denisova Cave)で発見されたデニソワ人の女性の指の骨と親知らずからゲノム(全遺伝情報)を抽出し、解析した。
 その結果、ネアンデルタール人と違い、デニソワ人は現代のユーラシア人と遺伝的共通点はないが、DNAの最大12分の1がパプアニューギニアをはじめとするオーストラリア北東に位置する島々に住むメラネシア人と共通していることが分かった。

 これはデニソワ人とメラネシア人の祖先が交雑していたことを意味する。

 研究チームはネアンデルタール人とデニソワ人は約50万年前にアフリカから移動したと考えている。ネアンデルタール人は西に移動して中東や欧州に定住。一方のデニソワ人は東に移動し、更新世の約40万~5万年前にシベリアからアジア南部の海岸に到着して別の人類と交雑したという。

 3月に行われたミトコンドリアゲノムの塩基配列解析では、太古に現生人類やネアンデルタール人から枝分かれしたことを除いては、ほとんど何も明らかにならなかった。(c)AFP
[PR]
by jumgon | 2010-12-24 21:16 | ★科学記事
うつ病,強迫性障害,PTSD……見えてきた脳の原因回路
T. R. インセル(米国立精神衛生研究所)

 うつ病などの精神病患者は,悪霊にとりつかれている,危険人物だ,意志が弱い,親の育て方が悪かったなど,時代ごとにいろいろな汚名を着せられてきた。精神疾患は脳に明確な損傷が見られないため,純粋に「精神的なもの」と考えられてきたためだ。そしてその治療法といえば,心理面からのアプローチのみだった。
 しかし,脳画像などによる研究が進み,精神疾患は心ではなく,「脳神経回路」の病であることが明らかになってきた。例えば,うつ病では前頭前皮質の「領野25」と呼ばれる領域の活動が過剰になっていることが脳画像から見てとれる。また,治療後に症状の改善が見られた場合には,この領域の活動は低下するという。
 領野25は恐怖や記憶,自尊心をつかさどる他の脳中枢の活動レベルを感知・調整している。したがって,領野25が機能不全に陥ると,こうした脳中枢の活動が調整されなくなってしまう。うつ病は領野25における異常な活動が関係する回路障害なのだ。 精神医学は,精神的現象に基づく学問分野から,神経科学へと移行しつつある。精神疾患が科学的に解明されることで,精神疾患の早期診断やより根本的な治療への道が拓かれ,精神疾患に一般の人々が抱くイメージが変わり,数百万人に上るといわれる世界中の患者が真に苦痛から解放されるときが来るだろう。
[PR]
by jumgon | 2010-05-26 19:27 | ★科学記事

最近気になる科学記事

朝日新聞より 
パーソナルゲノム時代がやってきた
                大阪科学医療グループ・瀬川茂子
                 東京科学医療グループ・杉本崇
◇病気の解明に期待

個人のゲノム(全遺伝情報)を丸ごと解読する「パーソナルゲノム」時代がやってきた。ゲノムを読み取る技術の急速な進歩が背景にある。国内外で、がんなど様々な病気の原因解明につなげようという研究が始まった。



                  東京科学医療グループ・米山正寛

生物が持つDNAのごく一部を、商品に付いているバーコードのように使い、その種名を簡単に調べられるようにするシステムづくりが進んでいる。こうした「DNAバーコーディング」で、こ
れまで難しかった種名の特定もできるようになり、新しい研究の広まりも生まれてきた。


現代人にネアンデルタール人のDNA、混血の可能性=研究
5月7日13時23分配信 ロイター
 [ワシントン 6日 ロイター]
 約3万年前まで欧州やアジアの一部に生息したネアンデルタール人が現生人類と混血していたという研究結果を、ドイツのマックス・プランク進化人類学研究所などのチームが発表した。7日付の米科学誌サイエンスに掲載される。
 研究チームは、クロアチアなどで見つかったネアンデルタール人の骨からゲノム(全遺伝情報)を解読し、欧州、アジア、パプアニューギニア、アフリカの現生人類5人と比較。その結果、アフリカ出身者以外のゲノム配列の1─4%が、ネアンデルタール人に似ていることが分かったという。
 マックス・プランク進化人類学研究所のスバンテ・ペーボ氏は、研究結果から「アフリカ以外の人たちは、ネアンデルタール人のDNAをわずかに保有していることになる」と話している。

現生人類とわずかに混血か=絶滅のネアンデルタール人-国際チームがゲノム解読
5月7日3時2分配信 時事通信
 欧州やアジア西部に約3万年前まで生息したネアンデルタール人の全遺伝情報(ゲノム)を解読したと、ドイツ・マックスプランク研究所などの国際チームが7日付の米科学誌サイエンスに発表した。同じホモ(ヒト)属で種が異なる現生人類のゲノムと比較すると、1~4%の領域がネアンデルタール人に由来するとみられ、8万~5万年前に中東で混血が起きた可能性があるという。
 認知能力や代謝、頭や胸の骨の発達などに関連する遺伝子に違いがあるかもしれないことも分かった。解読成果は、なぜネアンデルタール人が絶滅し、現生人類が生き残ったかを解明するのに役立つと期待される。
 研究チームは、クロアチアの洞穴で発見された約4万4000~3万8000年前の3人のネアンデルタール人女性の骨粉から、DNAを抽出し、塩基配列を解読。アフリカ南部と西部、フランス、中国、パプアニューギニアの現生人類計5人のDNAと比較した。 



新種の人類:4万年前、露南部で生活 骨片のDNAで判明
人類の進化
 約4万年前にロシア南部で未知の人類が暮らしていた可能性の高いことが、独マックスプランク研究所などの分析で分かった。発見された地名からデニソワ人と命名された。約104万年前に現生人類やネアンデルタール人と共通の祖先から枝分かれし、独自に進化したらしい。25日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。
 研究チームは、ロシア南部のアルタイ山脈にあるデニソワ洞穴で見つかった指の骨片を分析した。細胞内の小器官「ミトコンドリア」からDNAを取り出し、塩基配列を特定、現生人類やネアンデルタール人、チンパンジーなどと比較した。
 その結果、骨片は約104万年前に現生人類やネアンデルタール人と共通の祖先から枝分かれした新しい人類のものと結論づけた。また、骨片が出土した地層の年代が4万8000~3万年前だったことから、4万年前まで存在していたことも判明した。
 人類の起源はアフリカと考えられている。約190万年前、猿人から進化した原人がアジアへ移動。原人は、約47万年前にネアンデルタール人の祖先と現生人類の祖先にそれぞれ進化したとされている。チームは「未知の人類はユーラシア大陸で、他の人類の祖先と近接して共存していたようだ」としている。【元村有希子】
•人類のふるさとアフリカ
毎日新聞 2010年3月25日 20時53分(最終更新 3月25日 23

恐竜の絶滅は小惑星の衝突が原因=国際科学者チームが結論【ワシントン4日AFP=時事】恐竜が絶滅した原因をめぐっては小惑星の地球への衝突説と大規模な火山活動の結果とする説があるが、国際的な科学者会議がこのほど、約6500年前の小惑星の衝突が原因だと結論付けた。5日付の米科学誌サイエンスに掲載される。(写真は、恐竜の模型を見る少年)
 世界各国の41人の科学者からなるチームはこれまでのさまざまな研究論文などを検討した結果、恐竜が絶滅したのは白亜紀末に当たる約6500万年前に、直径約15キロメートルの小惑星が現在のメキシコ・ユカタン半島のチチュルブに激突した結果だとの結論を出した。
 この小惑星は広島に投下された原爆の10億倍のエネルギーで衝突し、地球全体に寒冷期をもたらし、多くの生物が消滅した。 一部の科学者は、現在のインド付近で150万年にわたって続いた一連の火山の爆発が原因で恐竜は絶滅したとの説を唱えていたが、科学者チームは今回の検証によって、論争にはっきりと片が付いたとしている。
 チームは、恐竜が絶滅した際には海洋や陸上のエコシステムが極めて急激に破壊されており、火山の爆発ではこの変化は説明できないとしている。一方、小惑星の衝突では一気に大規模な火災が起き、マグニチュード10を上回る地震が発生して巨大な津波が起きたと推定される。また、塵灰などが極めて早い速度で大気中に舞い上がり、太陽の光を遮って地球を急速に暗い冬の状態にしてしまったとみられる。 〔AFP=時事〕(2010/03/05-15:53)
[PR]
by jumgon | 2010-05-07 15:15 | ★科学記事

多様性と言えば、、、、

f0215268_11441728.jpg
f0215268_1143345.jpg多様性と言えば生物、遺伝子の多様性を思い浮かべる。
今日絶滅の危機に瀕した生物を守る取り組みが行われている。

抗がん剤の一つに「タキソール」という薬がある・
タキソールはタキソイドと呼ばれる一群の天然物の仲間のひとつで、イチイの木の樹皮からとれます。イチイの木に多くの薬理活性のある物質が含まれていることは古くから知られていました。例えば、紀元前に書かれたカエサルの「ガリア戦記」にはイチイの木からの抽出物を毒薬として使ったという記述があります。
http://www.kayatsuri.co.uk/cancer/taxol.htm より


種子の大きさは5ミリの卵球状。種子は仮種皮に埋もれている。種子はタキシンTaxinという有毒性のアルカロイドを含んでいて有毒である。
 イチイの樹皮や根に含まれるタキソールは治療が困難なガンに対する治療薬として認定されている。
写真と文は http://www.toshiba.co.jp/elekitel/nature/2007/nt_57_ichii.htm より

9~10月に種子は成熟する。雌花は淡緑色、胚珠は1個。胚珠の基部には環状の仮種皮がある。種子散布はハイマツなどと同じ鳥散布である。
 イチイの熟した美しい紅色の仮種子は、柔らかく多汁質で甘く美味である。



このようにどんな生物にどんな成分が含まれているか、解明されているものもあるが、解明されてないものも膨大だという。
ある化学系の会社だったか、製薬会社だったか忘れたが、社員の仕事の一つに、(家の近所、あるいは何処でもいいが土を持ってくること、、、)と読んだ覚えがある。
土中にはいまだ知られていない、微生物が存在する可能性があり、それの働きを解明して、薬やその他の生産に生かす、と言うことらしい。
[PR]
by jumgon | 2010-03-17 11:25 | ★科学記事