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古代史を中心にした漂流記録&覚えておきたい記事、書籍、ニュースなどの備忘録として、あるいは自分の考えの足跡、生活の記録をしています。


by jumgon
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今日の新聞で「ダイバーシティー」なる言葉を知った。
ダイバーシティー(多様性)とは、性別や人種、年齢、宗教などの違いにこだわらず、企業が多様な人材を生かしていこうという考え方です。、、、、、とある。
その考え方を広めようとシンポジウム「女性の元気が日本を変える~誰もが働き続けられる社会へ~」(朝日新聞社主催、内閣府・厚生労働省後援)が東京朝日ホールで催された、そうである。
その中の記事で「佐々木常夫」氏の存在を知った。東京大学卒業後、東レ入社。肝臓病とうつ病で20年間に43回入院した妻の介護と、自閉症の長男を含む子育てをしながら01年、同期トップで取締役に。著書に「ビッグツリー」(WAVE出版)

私が驚いたのは1944年生まれという氏の世代である。多分「企業戦士」「エコノミックアニマル」に代表される男性が多数を占める中、なぜこのような人物が存在できたのか??
必要に迫られてのワーク・ライフ・バランス(WLB)だったそうだが、、、、、。

ちょっと意味が違うかもしれないが、スマップの「たった一つの花」を連想する。色んな考え方、意見、価値感があっても、衝突と理解を繰り返して、多様性を認めあい、それぞれがその存在、能力を発揮できる社会を目指していく、、、。男性の意識改革が一番肝心だが、女性自身の意識の問題でもある。男女だけでなく、国籍、人種、全てに於いてダイバーシティー(多様性)を認め発展のエネルギーにする、、、、、。

世の中進歩してるみたい、、、、、、と感じる。
# by jumgon | 2010-03-15 18:42 | ★読書・放送・講演会

ファーブル植物記

ファーブル昆虫記は有名でほとんどの人が名前ぐらいは知ってると思うけど、ファーブルが植物記を書いていたと、最近新聞で目にした。さっそく調べて見ると、昆虫記を書く以前の著作だそうだ。ああ~これもよまなくちゃ!!忙しい!それに昆虫記の方も一時夢中になって読んだけど再読すると結構忘れてたりする。平凡社から完訳<ファーブル昆虫記>が挿絵や写真がイッパイついてるのが発売されてるようだ。これも気になる、、、。
子供が幼児期の頃、ちかくの田んぼのあぜ道を歩くのがどんなに幸せだったことか!(特に早春頃、、、、。)
町育ちの私は自然と言えば、家の前にある街路樹のポプラぐらいしか知らなかった。自然に触れることなく育ったので、ちょっとした雑草の名前も知らないので、この世にこんなに豊かなものがあるのかと感激した!
はこべ、みみな草、おおいぬのふぐり、、きゅうり草、うり草、タンポポ、からすのえんどう、なずな、仏の座、踊子草、すみれ、、、ファーブル植物記_f0215268_10401683.jpgとくに<きゅうり草>は本当に小さい水色の花で、茎(メチャ細い)がぜんまいみたいにクルクルと巻かれていたのが、だんだんほどけて小さな花を開きだす、、、、、。あまりに小さくて気がつかない人の方が多いと思うけど、毎年、人が気づくとか気づかないとか関係なしに自分ひとりで命の饗宴をしている、、、。
多分子供より自分が夢中になっていた、、、、、。散歩から帰ったら、摘んできた草を図鑑で名前を調べたりした。似たような草でも、茎や葉に産毛みたいなのが あるのと無いもの、茎が丸いか四角いか、、、、、よくも人類はこれだけ色々観察してきたものだと思う。図鑑と言うのはまさに知の集積だ
世界には、過去現在とも色んな人間がいる。
誰か「死ぬとはモーツアルトを聞けなくなることだ」と言っていた。クラッシック音楽に心を奪われる人の系譜があり(残念ながら私はそのひとたちとは無縁な人種のようだ)、美術や歴史に心を奪われる人もいる。自然の神秘に触れることなく自分の能力で経済生産に生きがいを感じる人もいる。かと思えば政治家やジャーナリスト、学者みたいに、いかに人を感化したり動かしたりするかに情熱を燃やしてる人もいる。

同じ地球に住んでても、ある人々とは無縁に、ある人々とは感動を共にして生きている、、、、。
# by jumgon | 2010-03-15 11:16 | ★読書・放送・講演会

Spring has come !

昨日までの連続の雨と寒さで、かなりうっとおしい気分になってたけど 今日は晴れ!!
洗濯もスッキリできた!図書館へ行って「竜馬がゆく」の7,8巻をリクエストしてきた。まだ寒いけど元気があったので、園芸店へ行って花の土を買った。本当は石灰(酸性土壌をアルカリをプラスする為に)を買いたかったけど、あまりに重いのでやめた。宿根草の土の入れ替えをしないといい花が咲かない。

行く途中では(ほとけの座)や(なずな)など早春の雑草たちが春はもうすぐそこですよ!といっている。
Spring has come !_f0215268_2115036.jpg
Spring has come !_f0215268_2121264.jpg

写真は「四季の山野草」より

我が家の園芸スペースは日当たりのいい場所が少ないのでこれ以上苗は増やせない。だから土だけはよいのにして少数でも華やかな花を咲かせたいと思ってたのに、ついルリタマアザミの苗を買ってしまった。日当たりのよい場所がもうないのに、植えたってあまりよい花は咲かない、、、、と分かってるのに、、、、。
Spring has come !_f0215268_2119107.jpg

ああ、こんなにきれいに可愛い紫の球形の花が咲くといいなぁ~

去年から植えっぱなしのムスカリはだいぶ伸びてきてうっすらと瑠璃色を帯びた花穂をもたげてきた。
# by jumgon | 2010-03-11 20:22 | ★散歩、自然観察

小説 岩崎弥太郎

最近、テレビの大河ドラマの影響で 「岩崎弥太郎」ってどんな人?と思い図書館で2冊本を借りた。
1冊は 童門 冬二の「龍馬と弥太郎」、もう1冊は嶋岡 晨「小説岩崎弥太郎、三菱を創った男」である。
童門氏の本は 司馬遼太郎の「竜馬がゆく」ほど面白くもなく、色んな資料に書いてあることをざっと並べただけみたいで、いまいち。嶋岡氏の方は「岩崎弥太郎」を中心にかなり詳しい。

嶋岡氏は高知出身で郷土史に傾倒していた時期があったそうだ。岩崎弥太郎のたくましい青春的活力、商業的ロマンシチズムと共に軍と結託した資本家の冷酷なイメージも描き切っている。
これを読んで人間と言うものは、「置かれた環境、切り開いた自分の状況によって、かくも変われるものか、、、、」と思った。

富と権力は「麻薬」みたいなものだ。だが誰でも聖人君子ではナイ。今の政府の脱税や献金問題を批判騒ぎたてている人間だって、機会があればそれ以上の不正、悪事をする人がほとんどだと思う。

私も今よりほんのちょっぴりお金があった頃は、優越感や慢心があった。、客観的に見たらこれといったとりえのないその辺の平凡なオバチャンでも「自我、自尊心」はかなり強いのだ。知性や富、権力を持たない人間でさえそれ位だから財力、権力を握った人間が怪物と化すのは、自然の成り行きかもしれない、、、、、、。
# by jumgon | 2010-03-11 14:04 | ★読書・放送・講演会

不思議な木②

私がこの木の葉っぱを初めて見たとき、「なんて不思議な形!、あまりにふざけた形だわ。」と思いました。
背の高い木で病院の2,3階まで伸びていました。あとで調べたら私が知らないだけで各地で生育しているようです。大木なので何処ででも見られるわけではありませんが、、、、、、。さすがに特徴のある葉なので名前はすぐに探せました。「ユリノキ」といいます。
不思議な木②_f0215268_19324880.jpg

<かっては日本でも自生していたユリノキ>特にモクレン科の中でもユリノキは原始的な種類で、5千万年前にすでに生育していたことが、北米で葉の化石が出土することから証明されている。
 氷河期(およそ200万年前から1万年前の洪積世)に多くの植物種が絶滅したと考えられている。氷河期の洪積世以前に日本にもユリノキが自生していたことは、鳥取県で新第3紀層(およそ2500万年前から200万年前)からユリノキの葉の化石が発見されていることからもわかる。

「不思議な木①」のフウの木、ユリノキ、イチョウなどは生きた化石と言われてるそうです。
# by jumgon | 2010-03-05 19:41 | ★散歩、自然観察