不思議な木 ①
2010年 03月 03日
樹肌から、とか樹の実から、とか葉の形からとか調べて、1年近く経ってからやっと名前を見つける事ができました。
それが 「フウ」の樹だったんです
春4月から5月は、若葉が次々と育ってくる。、6-9月は、3裂した綺麗な葉が青々と木を覆う。実も大きく育ってくる。青年から壮年の凛々しさや美しさを感じさせるフウの木の最盛期である。10月に入ると、少しずつ紅葉が始まり、11月中旬の紅葉は、それは見事なものだ。...そして12月、さしもの鮮やかだった紅葉もくすみ、次々と落葉が始まる。木枯らしとともに、葉をすっかり落とした木には、鈴のような実がまだしっかりと残っている。2月にはやがて、実も色を失い、春の新しい息吹と共に地面に落ち、世代を交代していく。
学名は、Liquidambar formosanaでマンサク科フウ属である。Liquidambarは「液体の琥珀」の意で、樹皮から香りの良い樹脂が採れることによる。中国東南部から台湾にかけてが原産地。
と書かれていました。