2世紀末~4世紀初め桃の種が出土
2010年 09月 19日
桃の種!
この間行った唐古・鍵遺跡からも桃の種が見つかっている。
モモは、イザナギ・イザナミ神話に登場するように、伝来時期は早く、縄文時代の遺跡から、モモの種が出土する。
又、薬として桃の種はつかわれた。藤原京に運上された薬草は、
五茄(うこぎ)・人参・桔梗・西辛(さいしん)・車前子(おおばこ)・久参(くらら)・葛根・
桃子(もものたね)・
非子(ひし)・知苺(やまところ)・牛膝(いのこずち)・杜仲・
桃人(もものさね)・独活(うど)。
*桃の種(桃仁)は漢方薬に使われます。血液の流れを良くすると言われています。
桃太郎の桃が気になって昔の桃が”稲田桃”らしいことが分かった。
纒向遺跡の桃の種は写真でみたらかなり土にまみれてかなり黒っぽくみえた。
もしかして、、、、この種から発芽しないだろうか?発芽させることは出来ないだろうか?
桃の種は硬く中の種を保護している。
大賀ハスの例もある。
<大賀ハス>とは?
大賀ハス(オオガハス、)は、1951年(昭和26年)、千葉県千葉市検見川(現・千葉市花見川区朝日ケ丘町)にある東京大学検見川厚生農場(現・東京大学検見川総合運動場)の落合遺跡で発掘された、今から2000年以上前の古代のハスの実から発芽・開花したハス(古代ハス)のこと。
纒向遺跡のことは膨大になりすぎるのでまた時間をみてまとめたいと思う。