馬見丘陵公園館
2011年 04月 06日
昨日はまるで春のようなうららかな暖かい日。でも残念ながら今日(4月3日)は曇ってるしおまけに冬が戻ってきた寒さ。
一年前にもお花見にいった馬見丘陵公園。
パンフレットより
大和平野のほぼ中央にある馬見丘陵は、わが国でも有数の古墳が集中している地域です。そして、これらの古代の遺跡をつつみこむように、豊かな自然が広がっています。
◆公園内外にある古墳群
池上古墳
乙女山古墳
倉塚古墳
ナガレ山古墳
巣山古墳
狐塚古墳
今日は馬見丘陵公園館をレポートしよう。
古墳に関する展示の他丘陵の自然を紹介している。
●色々な形状の古墳を紹介している壁面
●巣山古墳断面模型
●翡翠の勾玉
●方格規矩鏡
青銅の鏡で表側は凸面で顔が写るように美しく磨きあげている。
裏面は鈕(つまみ)を中心に正方形に囲った区画(方格)があって周囲にT・L・Vの文様を配置している。この文様のVはコンパス(規)でLとTはL型の曲尺(かねじゃく)とT定規(矩)を表わしている。
●三環鈴
三個の鈴を一つの環でつないだもので、鈴の内部に小石を入れて美しい音が出るようにしている。祭具や装身用に使用した。
◎かなり大きい。祭具はわかるけど、装身用としては重くないかしら?
鈴の直径:45ミリ
中央の環の内径:25ミリ
中央の環の巾:8ミリ
●鋏(はさみ)
和鋏と洋鋏の中間形式で下半分を円形にしてバネをきかせ交差させた刃の先端部分を握って切る仕組み。
握り部分の外面が先端では刃部になる、現在の鋏にみられない特徴をもつ。
方格規矩鏡・三環鈴・鋏(はさみ)・翡翠の勾玉、これら4点はガラスケースに入って特別扱いの展示だ。
でも出土場所などの説明がかかれていないので尋ねてみた。
「レプリカです。本物は橿原考古学博物館にあります。」
◎え~、以前橿原考古学博物館へ行ったけど、鋏や三環鈴があった記憶がない。
展示物はたくさんあるので気が付かなかったのかしら?
それにしても古墳から鋏がでてきたのは知らなかった。どこの古墳からかしら。奈良県のどこかの古墳?
三環鈴はどこの古墳の副葬品だろうか?
近いうちに橿原考古学博物館へいって確かめよう!
こんな展示物もあった
●古墳時代の衣服の復元品
●古墳時代の食物
●古墳時代の副葬品
●家型はにわ
馬見古墳群については又次ぎの機会に~